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Biofreshビオフレッシュは今一番ブルガリアで急成長中の化粧品会社です。
ブルガリアに行ったら、必ずBiofreshビオフレッシュの商品を目にするかと思います。
5年以上前まではブルガルスカ・ローザ・カルロボが非常に強かったです。強かったというより、以前の社会主義時代に国営だった企業が、ブルガリアが資本主義に移った時にすでにあった企業だったからですね。
でも、やはり今はすっかり資本主義になって早20年以上。最初の頃は色濃く残っていた資本主義社会も、世代交代も加わって、Biofreshビオフレッシュ以外にも新たな会社もどんどん増えてます。
また昔からの老舗の会社はどうしても守りに入り、新しい会社は追いつけ追い越せの勢いを感じますね。
ひさびさブルガリアの食べ物の紹介。
ブルガリアでとても重要で欠かせない食べ物の一つにシレネチーズがあります。前にショプスカサラダのレシピでも紹介しました。こちらは塩気強くてぽそぽそしてます。牛、羊、山羊など種類がいくつかあってメーカーもいくつもあります。
パックに入って売ってる物も多いのですが、中にはこんなバラ売りで売ってるお店もあります。
これなんて、写真だけ見たら豆腐ですよね↓ (^-^)
前回の続き。薔薇の香水を求めてらっしゃる方、たくさんいらっしゃいます。
ただこの「本物のバラの香りに近い薔薇の香水」、この定義は少し難しいところがあります。というのも、薔薇は実際何万種類も存在します。今も毎年新種が次々と誕生しています。
薔薇が何万種類もある、ということは色も何種類もあるし、花の大きさも色々、新しい物、古い物、香りの強い物弱い物・・・などなど本当にたくさんです!
ということは「本物のバラの香りに近い薔薇の香水」はどの薔薇を指しているのか・・・が難しくなってしまいます。
私の個人的なオススメは、ブルガリアのダマスクローズに近い香りでしたら、これです。
え?これ??って感じでしょうか。
私が初めてブルガリアに行った時、カルロボのバラ祭りに訪れるため、カルロボ駅からタクシーに乗りました。そしたら、タクシーの運転手さんが「はい」って小さな薔薇の花をくれました。匂いを嗅ぐまでもなく香りがプンプンしたので「なんでわざわざ花に安っぽい香水振り掛けるのかな~、ブルガリア人も観光客が喜ぶと思って歓迎のしるしとしてしてるのかしら」と思いました。
が、そのすぐ後に分かりました。それはかの有名な「ブルガリアのダマスクローズそのもの」だったんですね(汗)それを知ってビックリ!というのは香水をわざわざ振りかけたと思っちゃうくらい匂いが強かったんです!!!正直、本当にダマスクローズって香りがすごく強いんだなーと驚きました。
そのブルガリアのダマスクローズに近いと思うオススメの香水がこのローズ・パフューム・エッセンスです。ただこれは個人差があるかもしれません。というのもやっぱりそれほど高級感のある香りではないと思います。わりとすっきりとした爽やかな香りで、普段でもつけやすい香水です。
でも、「本物のバラの香りに近い薔薇の香水」を求めていらっしゃったら、本当のブルガリアのダマスクローズに近い香りとしてローズ・パフューム・エッセンスをやっぱり私はオススメします!
当店にもよく『本物のバラの香りに近い薔薇の香水』を求めてお客様がたくさんいらっしゃいます。やっぱり常に新鮮な本物の自然の薔薇の香りを身につけたい、私も欲しいです!アロマの城でもいくつか薔薇の香水を扱ってますが、実際私も「これです!!!」と胸を張ってなかなか薦められないのが現状です。これには香水の作り方が関係していると思われます。
アロマテラピーの精油を利用して香水作りをしたことがある方はご存知かと思います。香水の香りを表現する時、
- トップノート
- ミドルノート
- ベースノート
というものがあります。簡単にいうと、トップノートは一番最初に香りやすいんですが香りの持続が弱い。ベースノートは香りの持続時間が長い。そしてミドルは中間という感じです。
トップノートとしては、よく柑橘系の香りなどがあります。ベースノートとしては樹木系などがあったりします。ちなみにダマスクローズはミドル~ベースノートにあたります。絶対トップ、ミドル、ベースを混ぜないといけないの?と言われたら、もちろんお好きなひとつで作ってもできますよ、と言えます。
でも例えば料理でしょうゆだけで味付けするのもシンプルでいいけど、さらに日本酒を加えたり、だしを加えたり、隠し味に○○を加えたり・・・、とすると結構味に深みが出たりしますよね?香水もそんな感じで色々ブレンドした方が香りに深みが出て、単品の香りよりも味わい深いものになるんですね。
そしてもうひとつ、香水って3種類のトップ、ミドル、ベースノートになる精油を混ぜるだけではなく、それに無水アルコールなどを加えます。私はこのアルコールも微妙に影響が出ちゃう気がします。無水アルコールでもエタノールでも匂いを嗅いだことがある方は分かると思いますが、結構独特の香りがしますよね。これを混ぜる時点で最初の精油から少し変わってしまう気がするんですよね。
まー、女心としては「本物のバラの香りに近い薔薇の香水」を求める気持ちは変わりませんので、私も引き続き色々探し続けたいと思います。
ブルガリアの薔薇、ダマスクローズの産地と言えば、ブルガリアの中央に位置するバラの谷周辺の街、カルロボ、カザンラク、カロフェル、もう少し距離を置いてスタラザゴラの方やプロブディフ近くあたりまで、ダマスクローズの時期はあ、ここはダマスクローズ畑だったんだってことに気づきます。
カルロボのBulgarska Rosa Karlovo社と、カザンラクのLEMA社は当店でも扱ってますが、結構各社のローズウォーターやローズオイルは香りが違ったりします。
でも、カルロボとカザンラク、それぞれの街って距離にして60キロほどしか離れてないんです。各社の農場は実際はどこにあるかは分かりませんが、でも数十キロでも普通の人が明らかに香りが違うと感じるくらい、香りに変化が出てしまうのは面白いですよね。
そしてさらに面白いなと思うのは、私自身はBulgarska Rosa Karlovo社のローズが好みなので毎日カルロボのローズウォーターを使ってますが、不思議なもので体調によるのか、「幸せ~♪」って感じる日と「なんだか今日はイマイチな香り(同じボトルなのに)」なんてことが時々あります。
「香りって心地よく感じる香りがその時の自分に必要な香り」だそうですよ。
多分、これって「今日はあっさりしたものが食べたい」「今日はこってりしたのが食べたい」に通じる感じがあります。食欲も香りももっと自分の体の声に素直に耳を傾けたいですね。
現在アロマの城でローズウォーターキャンペーンをしております。いくつかローズウォーターを持って、その日の気分で使い分けるのもお勧めです。